林田農園  林田義春さん インタビュー(長崎県南島原市)
株式会社スワン 海津社長 訪問記























2009年4月16日(木) 


担当:
ヤマト運輸(株) 有家支店 
小浜センターGOP 井上

井上(以下、井):こんにちは、今日は突然すみません。スワンで取り扱っているじゃがいもについてお客様を代表して見学にきました!

林田さん(以下、林):こんにちは。スワンネットさんのころからじゃがいもや玉ねぎを購入していただいてます。これから7月にかけて収穫がはじまるので、とれたて新鮮な無農薬じゃがいもを全国の皆さんにお届けできたらいいなと思っています。

井:新じゃがっていう品種なんですか?

林:新じゃがは今の時期5月~6月にかけて収穫されるもののことですね。私がつくっている品種はデジマ(出島)とニシユタカ(西豊)というものです。(メークインも多少ある)
じゃがいもは1年のうちに2回収穫ができるんですが、春はニシユタカ、秋(11月下旬~12月上旬)はデジマ(出島)を収穫しています。同じ品種のじゃがいもでも採れる季節によっておいしさがちがうんですよ。
外気の温度が関係してくるので、おいしさのランクではデジマ→ニシユタカとデジマが一般的に上なんですが今の時期のとれたてのニシユタカはとてもおいしいです!デジマにも勝ります、デジマは冬のほうがおいしい。
どちらも長崎を中心に九州内で作られていますが、なんといっても海岸線が長く温暖なこの島原半島の土壌がジャガイモ作りには最適なので食べ比べてもらうとわかるんですが自信を持って作っています。

井:はい!!林田さんの自信が十分伝わります^^
私も学生の時一人暮らしをしていて、ふと肉じゃががたべたくなってスーパーに買い物にいったんですが…黒っぽいものしかなくて。味もいまいちでがっかりしました。
島原半島の皮色が白黄っぽいものや黄色っぽいものしかたべたことがなくてどうかな?と思ってたんですが

林:それは北海道のものでしょう。あちらは黒っぽいですよ。
私も種イモは北海道からとりよせてるんです、その黒っぽいものを種にしてここの土壌でそだててるんです。
北海道は全国1位、長崎県は2位のじゃがいもの生産地なんですよ。土地面積が大きいから北海道の生産量にはかないませんけどね。

井:元は北海道からきてるんですか!!
なるほど、北海道の種イモと島原半島の肥えた土壌が合体しておいしいじゃがいもができるんですね。
見渡す限りの緑のジャガイモ畑がだんだんに広がって絶景ですよね!

林:段々畑は海風があたり、霜がおりにくくなることで発育がよくなり、おいしいじゃがいもができるんです。
最近は全部機械で種植えから収穫まで行う農家も増えてきてますが、うちは手作業も多いんです。
たとえば植え付け作業、機械で植えていくとあっという間ですが1つ1つを約10~15センチ感覚で土の溝に均等に、並べていくんですが、腰を曲げての作業なので1日が終わると腰が痛くて痛くて… でも人の手でならべると芽がきれいに揃って出てくるというメリットがあるので機械には頼れません。
あと、植え付けした後のじゃがいもの畝にビニールマルチ(透明のビニール)を張る作業も機械に頼らず、マルチを手で引っ張りながら鍬で土をあげていくという作業をやります。これが一番つらいですね…けれどこの作業を行なうことで土の温度が上がり早く芽がでるし、雑草が生えづらくなるため除草剤などの農薬を使う必要がなくなるんです。
肉体的にはとてもきついのですが… 手を抜くわけにはいかない。
食べてくれる人においしくてやさしいじゃがいもを提供できなくなってしまいますからね。

井:大変なお仕事ですね…暑さ寒さの自然との戦いだけでなく作業自体がとてもハードな内容で。
食べてくれる人のためにがんばれる林田さんご家族はすばらしいですね!
これだけのこだわりだからこそ、味も自信満々なんですよね。品種が2種類ありますが、具体的な違いや、お料理方法もかわってきますか?

林:デジマは煮くずれしやすいので、肉じゃがにすると見た目もほくほく感がでていいよ。
あと素揚げして調理すると形が残っていいね。味は最高においしいよニシユタカは逆に煮くずれしにくい。煮込み料理にはもってこい!あとおでんにいれてもおいしい。グラタンにすると子供たちもよろこびます。
とにかくとれたてのうちはどちらもじゃがバターやベーコンと一緒にちょっとブラックペッパーを入れていためて食べてみてほしい。
じゃがいもの自然なおいしさを感じてもらいたいです。

井:話をきいているだけで、食べたくなってきました。
林田さんのお宅ではどのくらいの量を収穫されているんですか?

林:ニシユタカは2トン~3トン、デジマは2トンくらいです。
家は家族4人、私と妻、父母でつくっています。
息子がいないので今後は作る量もへってしまうかな?
学校が休みの時二人の娘たち(12歳と10歳)が手伝って次女の方が「私はうちに残って手伝う!」といってくれてますがまだ小さいので(笑) でも本当にあとを継いでくれるとうれしいですけどね!

井:たのもしいお嬢さんがいて安泰じゃないですか^^
これからもずっとおいしいじゃがいもをみなさんに提供できますね。
林田さんのじゃがいもを買えばおいしくて安心とわかりましたが… 一般的にお店のじゃがいもをみわけるときってなにかポイントがありますか?

林:外皮がしわしわになっているのは古いものですね。新しい時はしわがないんです。
あと、あまりおおきすぎると中が空洞になっていたりするから、大きすぎないものがいい。
芽がでてないことと、ちょっと青いものも選ばない方がいいですね。
長く置いておくとどうしても芽がでてくるので、その部分はしっかり取り除いて調理したら大丈夫。
光にあたらない風通しのよい冷暗所で保管することをおすすめしますけど…新じゃがは比較的に水分が多くふくまれているので長期保存にはむかないんです。食べる分だけを買っておいしいうちにたべてほしいですね。

井:とてもよくわかりました。本日はお忙しいなか本当にありがとうございました。
小麦色に日焼けした優しそうな林田さんが家族六人でおいしくて安全なものを作りたいと暑い時も寒い時も一生懸命、愛情たっぷりで育てたじゃがいもたちです。安全・安心という点において無農薬にこだわるからこそ一つ一つの作業を機械に頼らず手作業で取り組まれているのを見て農家の皆さんの大変さを改めて実感しました。商品だけを手にとってみるとわからないけれど12月の植え付けから約5ヶ月の長い時間を経ておいしいじゃがいもがうまれるんですね。
路地栽培のため、収穫時期と収穫量は限定されますが、その時いちばん旬な状態でみなさんのお手元に届けられるようにという願いがこもっています。お届け先1軒1軒を自分の身内と思って出荷されているそうです。
大切な人にはおいしいものを食べてほしいという家族の愛情ですね。

他にも3月~4月にかけて収穫される林田さんちの玉ネギは生でたべても臭みがなく、本当にあま~いです!
だいたい3トンから多くとれて5トンとのことでしたので、ぜひ無農薬玉ネギも食べていただきたいです。
新たまねぎは栄養豊富でとにかく生で食べると栄養満点!気になるかたは少しだけ水にさらすととてもたべやすくなり1~2個はかるく食べれます!みんな血液サラサラで健康になれます。
お店にならんでる一般的な玉ネギとは甘みが全く違うので、来年予約してでも食べてみて損はありません!!!

林田家オリジナル超簡単レシピ  『 じゃがっち 』

材料
じゃがいも(小玉が最適)…500g
合わせ調味料
 ・醤油・砂糖・だし汁(もしくは水でも可)…各大さじ1
 ・ごま油…少々

作り方
なべに油をいれ、新じゃがの皮をむかずに入れたら火をつけて揚げる。
素揚げしたじゃがいもにあらかじめ混ぜ合わせた合わせ調味料を加えてからめたら、できあがり。

今回、林田さんの奥様からオリジナルレシピをご紹介いただきました。
二人のお嬢さんはふつうのじゃがの煮物は召し上がらないそうなんですが、ちょっとひと手間加えたこの料理は「おいしい!」とぺろりと召し上がるそうです。ぜひ一度林田さんちのじゃがいもで作ってみてください^^

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