


本日は千葉県八街市の田久保分店さんへ伺いました。
千葉県は国内でも落花生収穫量ナンバー1の件です。
中でも「八街(やちまた)の落花生」は有名ですが、風が良く吹くことと、八街の大地が美味しい落花生を育てるのに最適なのだそうです。
下記の3品は「千葉半立落花生」として特許庁で地域ブランド品の認定を受けており、地域ブランドのシールが添付されています。
ちなみに田久保分店さんの地域ブランドシールのナンバーは特許庁との契約で「51」です!
・さやいり(いりざや、からいり)
・うすかわ・・味付け、うす塩味
・バタピー
ここ2期ほど、価格の安い外国産の落花生が市場を席巻したために価格が、上昇しており、同じ千葉県産でも甘みと香ばしさがあって風味抜群でも、収穫量の少ない「半立落花生」はおされ気味で、出回っているのはほとんどが「ナカテユタカ」という品種です。
ピーナッツには等級があり、市場へ出荷するために栽培する2等級以上の大粒品種が一般的になってしまいましたが、小粒の4等級は「豆落花生」と呼ばれています。
サクサクして肉質が柔らかく味の良い豆で、「嫁入り前から作っていた」と高齢の農家の女性達が語る地域に根ざした産地にしかない品種であり、落花生味噌等に調理すると美味しいので、地域の味として自家用に大事にされてきたそうです。
種は各農家で自家採種が行われてきました。5月中~下旬から6月にかけて播き、9月中~下旬に収穫してその後しばらく、島立てや※ボッチ積み(野積み)をして乾燥させます。地域にとっての秋の風物詩です。
自家用ではありますが、地域の人々にファンを広げたい豆だそうです。
現在は収穫したビーナッツを均一に乾燥させるためにビニールハウスの中に入れたり、工夫がなされていますが、本来は※ボッチ(落花生を畑に野積みし、上にワラをかける)で1ヶ月野積みにされたものが本当の新豆です。
ピーナッツは、干さない(乾燥しない)と炒ることができず、乾燥が甘いと味が落ちます。健康食品としてお年寄りから育ち盛りのお子さんまで、幅広い層に人気があり、ビタミンB1、ビタミンE、ポリフェノール(薄皮)がたっぷりでお肌を若く保ち、動脈硬化を防ぐ働きをしてくれますので、田久保さん曰く「薄皮を食べると甘みと風味が増すんですよ。」とか。
「当店は昭和9年創業で、その頃は家の隣の工場で加工していました。一度買って下さったお客様は長期に渡って買って下さっており、私の母の代から数えると40~50年にもなります。でも3代目の私になってからは細々と販売していましたが、子供の頃から買い付けをやっていたので、また頑張って拡販していきたいと思い、長年お付き合いをして下さっていた業者さん達に力を貸して頂いて、昨年からは自分達でも畑で落花生の作付けすることを始めました。」と話されていました。
※ボッチ積みの由来は、ワラで作られた雨よけが「ボッチ笠(かさ)に似ていることからついたそうです。」(八街市秘書広報課)。
お忙しい中、色々な落花生を見せて頂いた上に沢山試食させて頂きました。
普段何気なく食べていた落花生にもこのような歴史があったんですね。
田久保分店さんの「本物の美味しい落花生」は心に沁みる味がしました。
本当にありがとうございました。
これからも本物の美味しい国産落花生を沢山広めて行って下さい。
心より応援しています。
快く取材に応じてくださった田久保分店さんに心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。