
日本の障がい者の数は人口の約6%、約724万人といわれています。働いている人の大半は全国に6,000箇所以上ある共同作業所や小規模授産施設におり、1カ月の給料が1万円以下という低さで自立するには、ほど遠い現状です。
福祉施設の幹部職員に経営のノウハウを伝授しなければ低賃金からの脱却は望めないことを痛感した小倉前理事長は「製品」や「作品」作りではなく、一般の消費者を対象としたマーケットで売れる「製品」創りをめざしたセミナーを1996年から全国各地で開催し、意識改革に取り組んできました。
この過程で月給10万円以上支払うことを実証し、お手本を示す必要から「焼きたてのおいしいパン」店構想に着眼しました。「アンデルセン」「リトルマーメイド」を全国展開しているタカキベーカリーの高木誠一社長という良き理解者、協力者を得て、同社が独自に開発した冷凍パン生地を使えば障がい者でもパンが焼けることが分かり、さっそく実践に移しました。
1998年6月スワンベーカリー銀座店が第1号店としてオープンし現在直営店3店、チェーン店は24店をこえ、各地に展開しています。
働いている障がい者の数は、全店で282名をこえ、知的、精神、身体に障がいのある方を雇用しその7割以上が、知的障がいの方たちです。
スワンベーカリーの命名者は故・小倉理事長で、みにくいアヒルの子と思っていたら実は「白鳥=スワン」だったというデンマークの童話作家アンデルセンの作品がヒントになっています。
| 商号 | 株式会社スワン(平成13年8月1日ヤマト運輸の特例子会社) |
|---|---|
| 代表者 | 海津 歩 |
| 所在地 | 東京都中央区銀座2丁目12番15号 Tel.03-3543-1067 Fax.03-3543-1068 |
| 設立 | 平成10年6月3日 |
| 資本金 | 200,000,000円(平成18年2月現在) |
| 業務内容 | スワン店直営及び、チェーン店への開店準備 パン製造技術研修その他サポート(無償) |
| 平成10年 | ![]() |
6月16日 銀座店オープン オープニングセレモニーでは、長いフランスパンをテープに見立てた「パンカット」が行われ、焼き立てのパンがふるまわれました。焼き立てパンのおいしさが周辺のOL層を中心に人気を集めました。銀座店の大成功が、現在のスワンチェーン展開へとつながっていきます。 |
|---|---|---|
| 平成13年 | ![]() |
11月22日 赤坂店オープン オープニングセレモニーに、小泉首相、ベーカー駐日米大使にも来ていただき、マスコミの話題を独占しました。カフェ&ベーカリースタイルで、焼き立てパンとともにシアトル仕込みのエスプレッソも看板メニュー。 |
| 平成14年 | ![]() |
10月25日 カフェ銀座店オープン 本格的なカフェスタイル。銀座店の隣にオープンしました。ディナータイムには、生ビール、本格的なワイン、カクテルなども楽しめるお店です。 |
| 平成11年 | 5月22日 十条店オープン 東京都北区上十条で、「王子養護学校の卒業生を応援する会」が母体となり、「有限会社ヴイ王子」として開業。十条店の特色は、外販にあります。厚生労働省等官庁・病院・学校等に積極的に販売に出かけ、さらに家庭を会員とした顧客の組織化に成功、多くのお客さまに支持され、定期的な配達を行い、安定した収入を上げています。 |
|---|---|
| 平成12年 | 5月19日 落合店オープン 東京都中落合で「社会福祉法人 かがやき会」が母体となり通所授産施設・就労センター「街」の中にスワンベーカリーを開業。主婦の方をはじめ、地域住民の方の認知度も高く、パンのおいしい、憩いの場として、しっかり定着しています。 12月22日 三原店オープン 広島県三原市港町で、小規模作業所「わくわく工房」の親の会が母体となり開業。「有限会社わくわく」として運営しています。車を1台から2台にし、外販の強化を図ることを計画しています。 |
| 平成14年 | 2月22日 山口店オープン 山口県山口市小鯖で「社会福祉法人 ほおの木会」が母体となり開業しました。 3月29日 太田店オープン 群馬県太田市浜町に群馬県太田市が支援して、青年会議所が運営母体となり「株式会社パンジー」として開業しました。 |
| 平成15年 | 5月6日 茨木店オープン 大阪府茨木市豊川で「社会福祉法人 豊川福祉会」が母体となり通所授産施設「あゆむ」の中にスワンベーカリーを開業しました。 11月3日 ハートランド福井店オープン NPO法人ハートランドが母体となり開業しました。スワンベーカリーでは初めて、大型スーパー店内への出店です。また、365日年中無休というのも、初めての試みです。 |
| 平成16年 | 5月20日 さがみはら店オープン 神奈川県相模原市の「社会福祉法人 すずらんの会」が母体となり、社会就労センター「グリーンハウス」内に開業しました。隣の「グリーンサム」で自家有機栽培の低農野菜も販売しています。 7月6日 倉敷店オープン 岡山県倉敷市福田町の「社会福祉法人 ひまわりの会」が母体となり、授産施設「ひまわりの園」の新規事業として開業しました。同時にせんべい工房を移転し、ベーカリーに隣接して製造・販売しています。 10月30日 柏店オープン 千葉県の生活クラブ生活協同組合が母体になり、「社会福祉法人 生活クラブ」が運営しています。千葉県の障がい者就労モデル事業として地方自治体も積極的にサポートしています。 12月4日 札幌時計台店オープン 「社会福祉法人 麦の子会」が運営しています。長い間知的障がい児の支援をおこなってまいりましたが、スワンカフェ&ベーカリー札幌時計台店の開店で、子ども達の将来が明るく希望あるものになりました。 |
| 平成17年 | 4月17日 深谷店オープン 「社会福祉法人 歩む会福祉会」が母体となり開業しました。埼玉県では初めての出店です。 5月22日 赤羽店オープン 王子養護学校の卒業生を応援する会が母体の「有限会社ヴイ王子」が2号店を開業。 8月29日 大東店オープン 「社会福祉法人 大阪知的障がい者育成会 大東園」が運営しています。スワンカフェ&ベーカリー大東店の開店により、知的な障害のある人たちの“働きたい”という気持ちに応え、よりリアルな就労支援ができるようになりました。 |
| 平成18年 | 3月6日 県立大学駅店オープン 京急グループの京急ウィズが障がい者雇用の職域拡大の一環として開業しました。神奈川県では2店目の出店となります。 4月1日 新浦安店オープン 「社会福祉法人 敬心福祉会」が運営しています。特に知的障がい者のための就労支援をおこなっていきます。千葉県では2店目の出店となります。 5月23日 新座店オープン 「社会福祉法人 ヤマト自立センター」が運営しています。ヤマト自立センターの『自立』は、障がい者が地域で普通に生活することです。生活するには経済的な裏付けが不可欠です。スワン工舎は、パンとクリーニング事業を通じて働くことに必要な知識や技術を身につけ、「就労」を支援することで『自立』を実現するものです。 11月5日 湘南店オープン 神奈川県伊勢原市で「株式会社空飛ぶ亀」が運営。店舗販売、移動販売に力を入れています。 11月17日 北浦和店オープン 埼玉県さいたま市浦和区北浦和で株式会社千乃風が運営。障がいのある人も、ない人も、共に働き共に生きていく社会の実現に向けておいしいパン作りに努めます。 |
| 平成19年 | 1月20日 町田店オープン 「社会福祉法人 ウィズ町田」が運営。平成18年10月に本格施行された障がい者自立支援法で新設された就労継続支援A型として行う |
| 平成20年 | 5月17日 新潟店オープン 「株式会社関越共進」が運営。障がい者の真の自立を目指した雇用とそれに耐えうる経営を両立すべく、情熱と誠実さを持って、パン作りをいたします。 9月1日 沼隈店オープン ツネイシホールディングス株式会社常石エンタプライズカンパニーが運営。「障がいのある人もない人も、共に働き、共に生きていく社会」が普通の社会であるというノーマライゼーションの理念を実現するため開業。 9月5日 西福井駅店オープン NPO法人ハートランドが運営、2号店を開業。障がい者の社会参加、雇用の場の創設が目的、「あたりまえの暮らし」ができる状況を作り出すことを追求します。 |
| 平成21年 | 10月5日 太陽の家店オープン 社会福祉法人 太陽の家が運営。低い雇用率に留まっている知的障がい者や精神障がい者の働く場をつくるために、パン作りから接客サービス、宅配サービスといった新たな職域にチャレンジします。 |
病院(3月号)
Club News(2010年2月号)
法人協(3月号)
Club News(6月号)
婦人画報(6月号)
OZ PLUS(6月号)
きねんきょう(7月号)
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自ら語る 小倉昌男の経営哲学 | |
| 小倉昌男 著 | ||
| (日経BP社) | ||
| 「クロネコヤマトの宅急便」を創造した名経営者のメッセージがライブで甦る!業界、行政、郵便……“ニッポンの壁”をどう破るか?戦後最大級のヒット商品「宅急便」の生みの親が、現役経営者としてリアルに語った!1995年「日経ベンチャー経営セミナー」の映像をノーカット90分間収録!! | ||
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福祉を変える経営 ~障がい者の月給一万円からの脱出~ |
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| 小倉昌男 著 | ||
| (日経BP社) | ||
| 知っていますか?障がい者の賃金が月給一万円に満たないことを。 お役所任せじゃ、もうダメだ。障がい者も、自分で稼いで社会に出よう! 「クロネコヤマトの宅急便」の生みの親が挑む、ほんとうのノーマライゼーションの道。 |
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はばたけスワンベーカリー | |
| 牧野節子 著 | ||
| (汐文社) | ||
| 童話作家である著者がスワンベーカリーの各店を訪ねて、その店のなりたちや、そこで働く人々の素顔を生き生きと愛情をこめて描く、スワンベーカリーがよくわかる本。 | ||
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世界を変えるお金の使い方 | |
| 山本良一 責任編集 THINK THE EARTH PROJECT 編 |
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| (ダイヤモンド社) | ||
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「行政の解体と再生」 | |
| 著書 上山信一 桧森隆一 | ||
| (東洋経済新報社) | ||
| 第7章 社会企業とその出現背景 に、スワンベーカリーの事業について紹介されました。 | ||
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経営のすすめ ―わかる!できる!生きぬく原理― |
|
| 山本憲司 著 | ||
| (白桃書房) | ||
| 第4章コラムにて、第1回「経営パラリンピック」小倉昌男氏の 「基調講演」の全内容が紹介されました。 |
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世界を救うショッピングガイド | |
| 野村 尚克 著 | ||
| (サンクチュアリ出版) | ||
| カテゴリー4 Food,Drink,Sweets にて、スワンベーカリーが紹介されました。 | ||
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トリプルA 小説 格付会社(下) | |
| 黒木 亮 著 | ||
| (日経BP社) | ||
| 第十三章 ドミノ倒し、エピローグにて、スワンベーカリーが紹介されました。 | ||